クローズ外構で狭さを感じたらリフォームを検討して下さい。敷地面積が狭い場合は壁の有無で圧迫感が大きく変わってきてしまいます。壁が高い場合だけではなく低い場合でも同様です。その為、しばらく住んでみてどうしても狭さが気になるという事でしたら外構をリフォームしてオープン外構にしてみる事をおすすめします。オープン外構にする事で絶対に狭さを感じなくなる、圧迫感を感じなくなるという事はありませんが、目の前に障害物がないだけでも印象はずいぶん変わります。

オープン外構だと周りの視線が気になりそうで嫌だというのでしたら、セミクローズ外構を選ぶという手もあります。セミクローズ外構はその名称の通り一部をクローズにした外構です。目隠ししたい部分だけクローズにして、玄関周りをオープンにする事で大きな圧迫感をなくす事が出来ます。オープン外構とクローズ外構の良い所取りですので、ご近所さんや通行人の視線を遮りながら開放感を得たいと思ったら検討して下さい。ただし、慎重にクローズ場所とオープン場所を選ばないと中途半端になりがちですので、しっかりと業者と打ち合わせを重ねる事をおすすめします。

オープン外構は樹木を植える事で他人の視界を遮る事も出来ます。壁で囲われるよりも樹木の方が圧迫感は少なくなりますので、適度に他人の視界を遮りながらも開放感が欲しいと思ったらオープン外構へのリフォーム時にシンボルツリーなどを植えるように依頼して下さい。植える気によってはこまめな手入れを必要としない場合もありますので、ガーデニングが苦手だという人でも安心してシンボルツリーを植える事が出来ます。

クローズ外構のままで狭さを感じないようにするというのは非常に難しく、何をやっても無駄に終わってしまう可能性が高いです。その為、狭さを感じないようにしたいというのでしたらあれこれやるよりもまずはオープン外構へのリフォームを第一に検討して下さい。たったそれだけで不満が解消する可能性は高いです。

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